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- 2024年11月
昨日の「WWDC 2014」で、新しいMac用OS「Yosemite」と、iOS 8が発表されました。特にYosemiteについては普段から仕事で使うMacの根幹に関わる部分で、とても楽しみにしています。
名称について:
今までバージョンとしては「OS X 10.9.3」が最新だったこともあり、新OSはOS 11になるか? と想像してましたが、結局のところ「OS X 10.10」という何とも味気ないバージョン表記になりました。
OSの名称については、10.8 Mountain Lionまでは猫科の動物で続いていましたが、10.9は「Marvericks」となり、今回は「Yosemite」です。もちろん広大で有名な自然公園があるところで、今後はカリフォルニアの地名シリーズに変更したようですね。
たしかに猫科など動物名称だと、どうしても強弱が出てきてしまいます。Lionと言うOSの後に、新しいOSが「三毛猫」などの名前になると色々つっこまれそうです。先行商標なども考えると、地名シリーズは一番コストが掛からず安全なネーミングなのでしょうね。
新機能について:
恐らく、世の中のソフト開発者にとってはAppleの新OS発表は楽しみでもあり、恐怖でもあると思います。それは、新たな機能が自社のオリジナルソフトの独自性を公式機能でたたきつぶされてしまう恐怖があるからです。今回も、特定の方たちにとっては頭の痛い新機能が入るようです。
「通知センター」
普段、Growlという通知アプリを使ってSkypeやMailの新着を見ていましたが、現在のMarvericksでは通知センターが入り、必要なくなりました。
Yosemiteではリマインダー、カレンダー、天気、などの情報表示がさらに強化されるようです。通知系の開発者にとっては恐ろしいアップデートでしょうね…。
「iCloud Drive」
こちらはコスト次第と言えるかと思います。現状のiCloudはGoogleDriveに対して非常に高価で使いにくいです。これも容量と追加コストが、他社と比べてバランスが取れたときには、非常に大きなキラーコンテンツになります。
「Air Drop」
今までずっと、入ったらいいな、と思っていた機能は「Air Drop」のOS XとiPhoneとの連携です。
Air Dropを使ったことがある方ならおわかりかと思いますが、非常に便利な無線ファイル共有機能なのです。しかしどういう訳か、現時点ではMacとはファイルのやりとりができません。
たとえばiPhoneで写真を撮って、メールはMacで書き込んで送るときなど、写真をMacに入れるためにはメールを使ったり、iCloudを使ったり、外部電波を使った2-3ステップが必要でした。
その点、Air Dropであれば少ないステップで送りたい物だけをすぐに送り込めます。iCloud DriveでiOS側にフォルダ構造が出来るらしいので、それでやりとりすることになるのでしょうか。
あとはMarvericsでもいまいち安定せず、一番パワーを喰っている「Mail」が改善することを願っています。
私はMailとIMAPを使ってヘビーなラベル管理をしているため、一昔前とは桁違いのパワーを喰うようになりました。最近のほとんどのフリーズ原因がMailになっています。
とにかく、秋口を楽しみに待ちたいと思います。
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このブログを書いたスタッフ
開発
ようへい
開発、生産工程に関わる。家具メーカーのセールス時代に星川と出会い、意気投合してトリニティに転職。製品開発で中国に何度も通ううちに辛い食べ物に覚醒。隙があれば食べ物にハバネロソースをかけてしまうため、周囲から嫌がられている。
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